3-PRING PRODUCT（サンプリングプロダクト）は、「製品」 をひとつの「素材」として捉える、未来のD.I.Y.の提案です。

3Dプリンターの登場で、1点物のオブジェを誰もが作れる時代となりました。インターネットが広く普及し、3Dプリンターのようなデジタル工作機械が登場したことで、今まで消費者だった人々がメーカーになっていく時代の到来を予感させます。しかし、3Dプリンターの普及がもたらす生活の変化はそれだけでしょうか。 私達は3Dプリンターの登場によって、メーカーと消費者をつなぐ中間領域にこそ、 新しい暮らしの可能性が広がるのではないかと考えています。 その可能性を考察する実験的試みがこのプロジェクトです。

この展示では、メーカーから販売されている製品に3Dプリンターで制作した部品を組み合わせることで、全く違う用途で使用したり、より自分らしい使い方を追求する、新しいD.I.Y.の在り方の一例を展示しています。過去の曲や音源の一部を引用して新しい曲を作りだす、音楽におけるサンプリング技法のように、既製品を引用しながら、そこに3Dプリントされた部品を加えることで、オリジナル製品をつくり出す。それが3-PRING PRODUCTの考え方です。 3Dプリンターの登場によって可能になる、そんな次世代のD.I.Y.の在り方を提案します。

会期：	2014年02月26日（水）～03月10日（月）
開催場所：	Creative Lounge MOV aiiima 2
営業時間：	11:00～21:00
主催：	TAKT PROJECT

※こちらの展示は終了しました。アーカイブはコチラから。