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2014.11.02

シブヤ大学×Tokyo Work Design Week 2014
渋谷で働く一人の視点から見た、渋谷で働くことと街を楽しむこと

2014.11.02

シブヤ大学×Tokyo Work Design Week 2014
渋谷で働く一人の視点から見た、渋谷で働くことと街を楽しむこと

学校を卒業して、また転職をする際など仕事を決めるときにどのエリアで働くか?を判断基準としている人はあまり聞いたことがありません。 「新宿で仕事をしたいから」「丸の内で働いてみたいから」「代官山みたいなおしゃれなところの会社で勤めたい」 憧れとかイメージとか、場合によってはそのエリアでないとできない仕事もあるかもしれませんが、おおよそ、働くことの強い動機にはならない。そこにあまりその人自身の意思は感じられない。 自分自身のことを考えてみても、どこで働くかというエリアはあまり気にせず、仕事の内容やどんな人たちと働くのかといった会社の中の環境を重視しています。

ただ、少し広い視点で見ると、少し前までは仕事をするなら東京などの大都市でというある種の無条件的な大きな流れがあり、そこから逆の動きとして脱東京、地方で働く流れもできて、どこで働くのか、ひいては自分自身がこれからどこで暮らしていくのかということを個々人の意思として考えていく、今はそんな機会なのかもしれないと感じています。どこで働くのが正しい、のではなく。今あらためて渋谷近辺で8年近く働く一人として、渋谷で働くということは何のかを考えてみたくなったのでこの授業をつくりました。

今回の授業の先生である渋谷で働く吉村さんは、世界のいろいろな地域で仕事をしてきました。コスタリカの農村でアグリツーリズム(※都市居住者などが農場や農村で休暇・余暇を過ごすツアーのこと)の支援を行ったり、中東諸国を訪れ、デンマークでデザインや手芸、有機農業の仕事をしたり。そして、日本に戻ってきて2012年から渋谷ヒカリエ8FのMOVで働くようになった。できることならば、これからもずっと渋谷で働きたいと話しています。 その理由は、渋谷には国籍も考え方、仕事の内容もさまざまな人が集い、毎日のように海外に訪れているときのような退屈しないハプニングがある。

そんな吉村さんの話や他にも渋谷で働く、街を楽しむ人たちの話を聞きながら、街と働くことの関係性について新しい視点を発見してみませんか。

開催日時 2014年11月25日(火)
開催場所 Creative Lounge MOV aiiima 3
開催時間 19:30~21:00
主催者 シブヤ大学