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Play Back ! 渋谷コワーキングの人々 #05 誰かを輝かせる人たち編
新しい渋谷のコミュニティラジオ「渋谷のラジオ」にて、期間限定で放送していたMOVの番組「渋谷コワーキングの人々」。MOVメンバーの方々をゲストにお呼びして、「いったいどんなお仕事をしているの?」から始まり、日々のこと、興味のあること、これまでやこれからのことなど、MOVのスタッフが聞き手になって、お話を伺っていました。
ご登場いただくゲストは、人生をシフトする気づきを与えてくれるライフスタイリストの河面乃浬子さんと、人生に花を咲かせたい人をお手伝いするブライダルフォトグラファーの藤間俊介さん。お二人に共通するのは、その方の本来の素晴らしさに気づいてもらいたい、という思い。ちょっとしたきっかけから、一緒にお仕事をするようになられたようです。その共通の思いや、お二人の馴れ初めについて伺いました。
※以下は2016.12.9に放送された、第10回の放送分を書き起こしたものです。
こんにちは、Creative Lounge MOVのスタッフの、青山美波と申します。
こんにちは、同じくMOVのスタッフ河上美可です。よろしくお願いします。
いえ~~〜。
まずは自己紹介
ではさっそく、2名のゲストをご紹介します。まず、ライフスタイリストの河面乃浬子さん。肩書からして、オリジナリティがあふれでる感じですが、あの、ご自身のことを、お仕事のことを、自己紹介お願いします。
あ、もう?早速ですか?笑。
はい、急に振ります。
ふふ。急に振られましたけど。はい、MOV大好きで、MOVで4年ですかね?活動させていただいてます。ライフスタイリストの河面乃浬子と申します。ざっくりと仕事の内容をいいますと、スタイリストというと、ファッション的なことを、皆さん想像なさるんですけど、わたし、ファッションが苦手なスタイリストなので。
まあ、徐々にお話すると思うんですけど、そんなところから、スタイリングというのが人生を変えていくよね、みたいなことを老若男女に向けて発信している。その本拠地をMOVにさせていただいているという、そんなスタイリストです。よろしくお願いします。
▼河面さんのスタイリストとしての活躍を網羅したボンヌ・マチュリテのサイト
ありがとうございます。
えーっとですね、乃浬子さんは、わたしとても印象がありましてですね。2012年にMOVはオープンしたんですけど、まだみんなね、スタッフも新米で、私も新米だったんですけれども。
オープン数か月、乃浬子さんはお友達と一緒にいらっしゃって、なにか決意をされた感じを、感じました。
ほほほ。はい。
それで、もうほぼ即決で決めていただいたと、すごく覚えているんですけど。
美可ちゃんのエネルギーだと思います。
そうでしたか?わたしもやる気に満ち溢れていたかもしれないですね。笑。で、いろいろな、ほんとに何やっていこうかなっていうところで、2カ月に1回パーティーをやってるんですけど。
(乃浬子さんには)ほんとに毎回のようにご参加いただけて、もう、乃浬子さんと共に歩んできたように、思っているし、MOVにはいろんな方がいらっしゃるんですけど、その出会いをいっぱい広げて、しかもお仕事に、それを繋げてらっしゃっていってるところなどを、いつも見ておりま~す。では、続いて。
はい、もう一方、えー、ブライダルフォトグラファー・藤間俊介さんをお迎えしております。
はーい、どうもー。なーんですかね、この緊張感は。笑。渋谷のラジオをお聞きのみなさん、こんにちは。ブライダルフォトグラファーの藤間俊介と申します。えっと、トーマスと呼ばれることが多くて。
▼ブライダルフォトグラファー藤間さんの紹介ページ
ほーーー。
機関車じゃなく?
機関車じゃなく、人間なんですけど。トーマスって呼んでいただけるとありがたいかなと。
トーマス。呼びーます。笑。
結婚式の写真をかれこれ6年ぐらいですかね、撮ってまして。まあ、300組ぐらい撮ってるのかな?撮ってないか。いま、適当にいいましたけども。結婚って、人生でも指折りのビックイベントじゃないですか。
そうですね。
ご家族の方の、ね、新しいご家族が増えたりとか、友だちが集まってくれたりとか、上司の方が来てくれたりとか、そういうね、すばらしい人生の大事なイベントを写真に残すってこと、すごい、いい仕事だなって思ってやっております。
んーーー、自画自賛で!
大丈夫かな?これで大丈夫かな??
大丈夫!ありがとう、トーマス。
ありがとうございます。そうですね、わたしの藤間さんの印象は、笑顔が爽やか。もう、しょっぱなから爽やか。
わー、ありがとうございます!ほんとですか?もう、どんどんいってください。
お二人の馴れ初めについて
乃浬子さんがね、今回は藤間さんを指名されたんですけど。
そーなんですよね。ありがとうございます。こんな若輩者を。
それはなんで?っていう。
わたし、イケメンしか、指名しないことにしてるから。
なんですか、それ、笑。
Whoooooo!トーマス、Whoooooooooですね!
はい。あのーちょっと真面目になると。MOVって、いろんな可能性がとつぜんポコポコ生まれるんですよ。っていうのは、クリエイティブな人たちがすごい集まってるじゃないですか。わたし4年ちょっとMOVにいて、どんだけいろんなプロジェクトが生まれたか。まあ、形にならなかったりとか、いろいろ、それもありますけど。
だけど、いま、ライターをさせていただいてたりとか、それからなんだろ、インテリアなんて封印していたものを、また引っ張り出して、オウンドメディアをやらせていただいたりとか、そんなことで、いろんな方たちに、いま上手い表現を思いついたんですけど、わたしが"鍵をかけていた引出し"をなんか、「そこになにか隠してない」って・・・。
こじ開けてくれる?笑。
こじ開けてくれるっていうか、なんか、ゆるゆる開けてくれる感じ?「あれ、あった!」みたいな感じ。そんなことが、この4年間、いろんなことが起きていて。それで、トーマスとは、わりと最近なんですけど。
そうですね
そうそうそう。なんとその、ゆるゆるのビアパーティーがありまして。
あは、はい。笑。
あははっ、ゆるかったすよね~。
定期的なイベントもあるんですけどもね、ときどき、スタッフの思いつきで。「ちょっとビールサーバー借りてこようよ」とか「ピザ頼んでみようよ」ていって、ランダムに会が開催されるとこの、一つの会ですよね。ビールの会ね。
ほんとに、ポッとね。ちょうどカウンターでブログを書いてたら、「乃浬子さん、後ろでビール飲んでるからおいでよ」っていわれたんで、「OK~」って行ったんですよ。そしたら、その前に座ってたのがトーマスで。
はいはいはい。
(お仕事)なにやってるんですかー?って話になるじゃないですか?それでなんか、ブライダルフォトをやってて、スタイリストやってて、なんか話してみると目指しているところが似てたんですよね。
根本的なね。
そう、根本的な。コアの部分が。自分で気がついていない、その人たちの魅力をこれからの人生のために形にしたい、広げていきたいとか、そういう根本的なところが、なんか「あれ、一緒にプロジェクトやったらおもしろいんじゃない?」ってなって。それで、ご一緒しましょうかって話になったんです。
すごい。
プロジェクトの名前は?
トーマスからどうぞ。
えーー、あの、リバーヴかけてもらっていいですか?
初めての指示がはいりましたね。
おーーーー。
プロジェクト エクスプレシオンについて
ちょっと発音違うんですよね。フランス語調、なんですよね?
そうです。笑。
でもカタカナ表記です!
▼河面さんと藤間さんで立ち上げたプロジェクトエクスプレシオン
やっぱり、たまに、わたし引きこもりさんとかもね、これも、MOVでご縁があって、スタイリングさせていただいたりすることが始まって、もう、かれこれ4年近くになっるんですけどね。
あ、そんなになりますか!
そうなんです。「イケメン化計画」というのを、なんかチャラい名前ですけど。でも、実はほんとに真剣に。
うん、うん。
外見を変えることで内面を引き出されて、内面が変わってくると外見まで、笑顔と姿勢も変わってくるって いう。なんかそういう、それがわたしのライフワークだと思うんだけど。
はい。
それをやった時に、まあ、普通に「自分OK」っていってる人をスタイリングしてもそんなに変化率は高くないんだけど、やっぱり、自分にダメ出ししてる人に、「いや、あなたの魅力、もっと中にいっぱいありますから」ってこう、可視化してあげると、やたら笑顔とか良くなったりして、かっこよくなっちゃったりとかするんですよ。その笑顔にあう醍醐味、だけで、なんか今は仕事してるかもしれない。
▼スタイリング中の河面さん MOV市2017より
ほんと、乃浬子さんがスタイリングされた後の、お客さんってすげえ変わるんですよ。
ああそう!じゃあ今、お二人がやっているプロジェクトは、乃浬子さんがスタイリングされた方を藤間さんがこう、パシャパシャパシャと。写真撮られるということですか?
そうそうそうそうそう。
乃浬子さんがまず、カウンセリングをして。で、そこから、その方が、どういう人になりたいか、みたいなものをお伺いして、セルフイメージを上げていこう、みたいな企画なんですよね。
▼河面さんのカウンセリング後に、撮影する藤間さん
セルフイメージって、自分自身で、自分に抱いているイメージなんですけど、それを、自分のイメージを向上させると、外からの見られ方もすごく変わってくるらしいんですよ。
そうですね。
乃浬子さんはもう、そういうのプロフェッショナルなので、乃浬子さんにカウンセリングしてもらって、ね、お店とかまで一緒に買いものとか行ってね。服選んだりとか、髪の毛切っちゃって、スタイルチェンジしちゃって、で、そこまでいったところを、ぼくが写真で、プロフィール写真を撮るっていう。
そこまでの過程を、藤間さんは見ない?
見てます。一緒に行って。
そうそうそうそう。一緒にやる感じ。
ぼく、ブライダルフォトを撮ってるので、普段から、素人さんというが、プロじゃない方を撮ってるんですよ。プロの方ってカメラを向けると自然と、こう、きれいな顔とかポーズ撮ってくれるんですけど。でも一般の方って、そうはいかないじゃないですか。
固まるんですよ。
ちょう意識しちゃいますもん。
そうですよね。それを、ぼく、ブライダルフォト撮ってる経験から、ほんとにその一般の方、素人の方、もっというと、写真写りの悪い方、写真苦手だなーって方に、いい表情で撮ってもらうのがすごい得意なんですね。
えー!?どうするんですか??
それはもう、あれですよ。こっちから、全裸で体当たりしていくっていう。
あはっ、全裸でって。笑。
ほぼ全裸で。全部こころ、脱いじゃって、ばーんっとぶつかっていく。
▼全裸の藤間さん MOVスタッフのウェディングパーティーにて
同じだね。
で、ちょっとこう、引っかかったところを、ひっぱりだしてあげる作業みたいなのが、すごい得意で。そういうところがね、乃浬子さんとぴったりマッチするなって。
それ、自分が、得意だなって思ったのは、なにか、きっかけがあったんですか?これ向いてるなというか、できるなというか。
あ、えっとね、ぼくが撮影していた、新婦、お嫁さんの方ですね、新婦さんのお友達とかから、口コミで依頼が来るんですよ、ブライダルの。
▼藤間さんによるブライダルフォト 花嫁はMOV staffのAYUMITAKAGI
「この子きれいに撮れてる!」みたいな?
とか、撮ってる雰囲気とか見ていただいて、依頼がくるんですよ。
あとね、ファミリーフォトもやろうっていってるので。
うんうん、それいいですね。
ファミリーフォトね、いいですよー。いまね、需要も高まってるはず。
その場の写真を、なんか、きれいにただ撮ればいいっていう、写真館の写真はそうですよね。でも、その人の今後を見据えた写真を撮るっていう、なんかそこが共通点だったのかなっていう。
おもしろーい。実際に見たいです、ほんとに。
はははははは。
続きはWEBで。笑。
続きはWEBで。笑。どこ見ればいいですか?
ほんとにプロジェクト立ち上げたばかりで、これから、まずはfacebookページをつくったり、ロゴをデザインしたりとか、そこらへんから徐々に始めています。もうモニターさんの撮影させていただいたりとかもしていてるので、逆に、モニター大募集ですから、笑。
▼エクスプレシオンのlogo
それとね、具体的な企画が一つあって。
あーーー、そうですね
MOV市で、このプロジェクト最初のローチンをしようと思ってますので。エクスプレシオンの企画で、カウンセリング・スタイリング・メイクアップ・プロフィール写真という一応チーム初のプロジェクト。ほんとに気軽に来ていただける感じで企画中です。ご興味ある方はぜひいらしてください。
▼2017年1月に開催されたMOV市の様子
▼撮影係の藤間さん
▼河面さんのスタイリング後を藤間さんが撮影したポートレイトたち
(MOV市とは)MOVにみなさん、ご利用いただいている色々なプロフェッショナルな方がいらっしゃるんですけど、その方々一人一人にブースを出していただいて、まあ、おっきな、"MOVの仕事見本市"みたいなことですね。東京ビックサイトにある、就職フェスみたいなものよりも、もっとポップで、
ポップでアットホームで、ほんとに。仕掛けがたくさんある。
ヒカリエ8階にある、COURTっていうイベントスペースがあるんですけど、そこプラスいつものCreative Lounge MOVのオープンラウンジの2か所をフルオープンにして、みなさんお待ちしておりますので。気軽にきてください。
楽しみだな~。
2018年もやりますMOV市!詳細は追ってこちらから
お二人の過去について
さあ、わたしここで、聞きたいことがありましたよ。なんでこんなに音に詳しいの?ってことなんですけどね、今回、これ、鍵を、じわじわとじゃなくて、ばっとあけちゃっていいですか?引出し。
あの、断っていいですか、それ?
あはははははは。
そんなに踏み込んでこられると困っちゃうから・・・。笑。
どうかな?過去の引き出しをね?
どんどん、あけてください。もう。
歌を歌ってらっしゃったとかね。
あーーー、そうですね。歌を歌っていた時がちょっとありました。本気でやらせていただいていたことがありまして、えー、ほんとにね、1ヵ月間ライブ会場を貸切って。
貸切って!?ご自身で??
そう。ミュージシャン仲間120組集めてイベントをやったことが。
すごい!
あのー、ライブハウスで、ライブやってるミュージシャンって、お客さんをあんまり呼べない人って多いんですよね。元気がないんですよ。
あーー。
もっとビジネスっぽくやろうぜって思うんですよ。
はい、はい。
みんな自分たちの、なんていうんですかね、思いだけをばーっとぶつけてるだけ、みたいな人が多くて、なんかつまんないなーと思って。もっと数集めて、いろんな人に聴いてもらえるチャンスを作って、なんか音楽業界盛り上げていきたいな、とか、そういう思いがあって、そういうイベントを企画したんですけど。
うんうん。
まーーーーね。若輩者のトーマスはですねぇ。ぜんぜん、失敗しちまうわけですね。ええ。
あはははははははは。そうなんですねぇ?
なかなかこう、盛り上がらなかった。
あーーー。こんなに陽気なのにね。
ねえ?もうちょっとなんか、メディアからのね、取材がきたりとか、あるんじゃねえかなと思ってたら、まぁないですよね。
笑。そうだったんですね。
ねー。ま、それで、違うのかなって思って、音楽活動を辞めたわけですけど。そっからのカメラマンっていう。その話をすると、ぼく自身がすごくチャラい人間みたいに聞こえませんか?
あははははははは。
そーかなー?
音楽やって、写真やって、みたいな。なんか、かっこいいからやってんでしょっで思われるんじゃないかなって。
でも、どっちも本気でやって・・・?
どっちも本気ですよ。
しかも通じるものはありますよ。
ぼくのね、仕事する上での根本にあるのが"人生に花を咲かせたいな"っていうのが。
あーーーーーーー。
ぼくに関わった人の人生になんかこう、ちょっとでも花が咲いて、ちょっとこう、その人が1年、1年じゃないや、一生を振り返った時に、なんかこう「あー、そこでこういうことがあったんだな」って、そこでこう、ふわっと花が咲いてくれたらいいなっていう。思いがありまして。
すごい!うんうん。
そういう思いはずっと一定なんですよ。音楽やってるときも、写真やっているときも。
あるじゃないですか、通ずるものが!笑。
そうなんですよ、あるんですよ!あるんですけど、普段のぼく、聞いてる方は全然知らないと思うんですけど、わりとこう、チャラついた人間なので。あんまりこういう話をする機会がないんです。
でもいいですね、その引き出しの話じゃないですけど、なんか、何かで聞いたんですけど、3つぐらい、自分がほんっとに感動した時の引き出しを3つ自分の中に持って。なにか落ち込んじゃった時に、その引出しをあけて、その時のことをすごく鮮明に思い出して元気が出る!みたいなのを聞いたことがあったんですけど。
ほーーーー。
なんかちょっと、そういうものなのかな。自分がすごーくきれいに映った写真とか、をもっていて、それをすごい見ることによって、蘇ることとか、元気になることってあると思います。
いいこといいますね。
うん。ふふふふふ。
それ、わたしたぶん、スタイリングして変わった人の笑顔かな。
素敵。
あのー、藤間さんは震災をきっかけにフォトグラファーになるって。そのとき、いったい何があったんですかね?
いったい何が??笑。
そう!いったい何が(あって)、歌じゃないって思ったんですかね?
あー、なるほど。さっきお話しした、イベント。ライブハウス貸切ってのイベントが、2010年の10月にやったんですよ。で、それが、たくさんの方には来ていただいたんですけども、あのー、まあ、いろいろうまくいかず。
ぼくはユニットだったんですよ。ぼくがボーカルで、ピアノ弾くやつがいて、やってたんですけど、そこが解散になってしまって。
そっかそっか。
いろいろありますよね。まあ、ちょっとこう、落ち込んでて、自分ソロでやってこうかなって、その時は思っていて。それで2011年の3月10日に、ぼく自分のイベントをやろうと決めていて。渋谷、そうそれも渋谷で。渋谷セブンスフロアさんを借りてたんですけど。
ほう!
あ、3月10日じゃないや、11日だ。
次の日か!前日は、普通の日でしたもんね。
そうなんです。で、震災がおこりまして、「ああ」と。そのイベントはもちろんできないので、延期にしますか、みたいなことになったんですけど、電力もないし、いろんな大変なことが日本中で起こっていて。そんな中で、ぼくがイベントをやって、来ていただけるお客さんもいると思うんですけど、せいぜい何十人とかじゃないですか。
うんうん。
その方たちに向けて、ぼくがメッセージを発信しても、なんか、それって今やることじゃないんじゃないかなと。
なるほどーーーーーー。
思って、それで、違うなと思って、そこで一回音楽をやめたんですよね。
すごい、なんかそれが3月11日っていうね。なにかあったんですね。
そこがもう、ね、ありますね。で、路頭に迷っていたところを、お世話になっていた業界のおじさんから、カメラ事務所に誘われて。そこから始まったと。フォトグラファー・トーマスがそこから。
フォトグラファー・トーマスがね。
乃浬子さんは?311のときになにか感じたことありましたか?
あー、そうですね。わたしはむしろ、911なんですよね。
あ、もっとさかのぼるんですね。
わたし、2000年までNYにいたんで。で、帰ってきた次の年だったんですよ。だからそこで、ものすごく意識が変わるっていうか、変わるって程じゃなくて、なんか、「なんなんだろうこれ」みたいなそんな思いがあって、そこから、なんか、またそこから鬱になったりとか、引きこもったりとかちょっとしたんですね?
へーーーー。
そうだったんですか。
うん、そう。日本に帰ってきてね。NYでも相当こもってたんですけどね。
そんな過去があったんですね。
うん。そういうこともあり、活躍してるふりしてて、あんまり心がハッピーじゃなかったなって思っていた時期とかあり、そういうこととか含めてさっきの話に繋がったりとかするんですけど、引きこもりの方とかのスタイリングに繋がっていく?だから、ほんと、やってきたことに1ミリも無駄がないなっていう、なんかそんなことを。
繋がっているんですね。
繋がってきてたし、繋げてくれるMOVにいて、最近ちょっと、MOVメンバーのおひとりからいただいた言葉が「それって、"乃浬子logy"じゃない?」って。サイコロジーとかあるじゃない。
乃浬子ロジー。なんか、乗り越える、みたいな意味も含まれてそうですね。
あー、うまいこという!すごい"乃浬子logy"!
ねえ、そう。なんかちょっと、わたし独自のやり方でいいんだなーみたいなことを思っていたら、こういう素敵な機会をいただいたりとか、そんな繋がりができてるかなーって思って。
そうなんですね。それは知らない過去でした。
いっちゃった。笑。
でも、その気持ちが分かってるから、そういう方たちに関われるっていうのはありますよね。じゃないと上から、こうしたほうがいいよ、とかいうと受け入れがたいこともありますもんね。
そうそう、委縮しちゃうからね。
そうだったんですねー。ありがとうございます。
そこもうちょっと深く掘りたかったな、笑。
はい。続きはfacebookで。笑。
facebookでね。"河面乃浬子"で検索してみてください。
盛り上げていきましょう!
盛り上げていきましょう!じゃあ、さよなら。笑。
クライアントや被写体の魅力を、最大限に引き出すことを生業とするお二人。
この収録から約1年が経ち、現在はより多くの仲間と、新たなプロジェクトを進行されています。
その名もlifestyle shift。
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